2019年5月1日からの新元号への改変(改元)に伴い「そもそも元号って何?」という疑問をお持ちの方って結構いると思います。
平成生まれの方はもちろん、私のように現在30代の昭和生まれの方でも、当時まだ子供で小さかったため平成への改元時を覚えているという方は少ないと思います。
そこで今回は『そもそも元号とは何か?その意味合いや昭和・平成時も分かりやすく!』という内容で書いていきます。
今回も出来る限り分かりやすく、そして簡潔に結論から書いていきますので、各見出しを見て気になる所から読んでみてくださいね!
目次
そもそも元号とは? 意味合いについて
新たな天皇が御即位された際に付ける名称で年号と同じ
元号というのは『日本独自の暦』であり、天皇の御代(みよ) = 在位期間に付けられるものです。
この元号=年号が変わるタイミングというのは、現天皇が御退位され、新たな天皇が御即位される時です。
これは『天皇が日本の象徴である』という事を対外的にも示しつつ、独立国家であるという事をも表している訳です。
元号の読み方
元号の読み方:げんごう
『がんごう』と読み間違いやすいですが、正しくは『げんごう』と読みます。
元号の英語表記はコチラ
『Era Name』または『Inperial Era name』
元号に関する英語表記は上記の通りとなります。
■英語の意味
Era・・・時代
Inperial・・・天皇=皇帝
過去の元号『平成』の意味合いと期間
『平成』の意味合い
日本の国内外にも、天地にも平和が達成されるように
近代において秩序が整ってきていたにも関わらず、日本はもとより世界においても戦争が多発した昭和という時代を省みて『平和に成る』ようにとの願いが込められていました。
『平成』の期間
1989年1月8日 から 2019年4月30日まで
平成は31年で幕を閉じる事になり、平成31年という年は『2019年1月1日から4月30日まで』と丸四ヶ月という事になります。
過去の元号『昭和』の意味合いと期間
『昭和』の意味合い
日本国民の平和、世界の共存繁栄を願う
平成になった今の時代から見ると、この『昭和』への願いは届かず世界的に戦争や紛争などが勃発してしまいました。
この想いを引き継いだ平成では、少なくとも日本国内においては戦争など起こっておらず徐々に平和に成っていると思います。
『昭和』の期間
1926年12月25日 から 1989年1月7日まで
昭和は64年までですが、実際には『7日間のみ』が昭和64年の期間となっておりました。
補足:新元号『令和』の意味合いについては
2019年4月1日に発表された新元号である『令和』の意味合いについては、次の記事でまとめています!
新元号は誰が『発表』するものなのか
内閣官房長官が発表
↓
その意味合いは内閣総理大臣が説明
『令和』・・・菅官房長官が発表し、安倍首相が説明
『平成』・・・小渕官房長官が発表、竹下首相が説明
通常時において閣議の内容を発表するのが『官房長官』であるため、新元号についても官房長官が記者会見にて発表するのが通例となっているようです。
ただし、新たな元号の意味合いや由来などの詳細に関しては、その後いずれも総理大臣が説明しております。
新元号の決定まで、誰がどうやって『決める』のか
内閣官房長官が取りまとめ
↓
全ての大臣達による『閣僚会議』で最終決定
大まかに言うとこのようになっており、結果的には全閣僚(大臣)による会議で決定します。
誰か1人が最終決定権を持ち合わせているという事はない訳です。
なお、新元号決定までのより詳細な流れについては、次の記事でまとめています。
まとめ
以上、『そもそも元号とは何か?その意味合いや昭和・平成時も分かりやすく!』という内容で書いてきました。
2019年5月1日から適用開始となる新元号の『令和』に向けて、そもそもの元号自体のおさらいをしてきました。
なお、2019年4月1日に決定した新元号『令和』については、次の記事にて結論ベースで分かりやすくまとめているので是非ご参考ください!
何はともあれ新たな元号である『令和』という時代が、私たちにとって良い時代になる事を願うばかりです。
ではまた!!