出産内祝いや結婚内祝いなど、頂いたお祝いに対するお返しを『内祝い』と言います。
その際に贈るメッセージについてどういったポイントを抑えて書くべきかって、非常に悩みますよね。
そこで今回は『結婚と出産内祝いのメッセージカード文章作成時に抑えたいポイント!』という内容でまとめていきます。
目次
①メッセージ文頭には『感謝』を “必ず” 述べる
当たり前の事ですがメッセージの始めの一文には、
「この前はお祝いをありがとう!」
「先日はお祝いの品をいただきましてありがとうございました」
という風に書きます。
つまり、文の頭には感謝の言葉を入れるべきです。
②『お祝い品』自体のメッセージは入れられたら
例えば私たち夫婦の場合には、出産祝いとして親戚の方に高額なベビーカーをいただきました。
その際、出産内祝いを贈る時のメッセージカードに「お出かけ出来るようになったら使わせてもらうね!」といったメッセージを入れました。
必ずしも入れる必要はありませんが、頂いた物次第で、触れる事が出来るなら触れた方が相手も喜ぶはずです。
③未来への明るいメッセージも添えたい
結婚祝いも出産祝い、新築祝いなど、いずれも未来への明るい希望に満ち溢れています。
お祝いの品を贈った立場からしても、今後の将来へ『プラスな気持ち』をもって贈ってくれるものです。
少なくともマイナスな感情で贈ってくる人なんていません。
なので『あなたが思い描いている未来への明るい感情をメッセージとして伝える』と良いと思います。
- 出産内祝いのメッセージ → 「子供の由来」、「大切に育んでいく」
- 結婚内祝いのメッセージ → 「温かな家庭を築いていく」
例えばこのような点がそれぞれ該当しますね。
理由は、他人の子供の由来にそこまで興味を持たない人もいるためで、少なくともコチラから押し付けて言うべき事ではないです。
④「今後も仲良くしてね」的なメッセージを入れたい
例えば職場関係などの『義務的な立場』以外の人からいただける結婚祝いや出産祝いというのは、心からのお祝いを贈ってくれる方である場合が多いと思います。
そんな方からせっかくお祝いを頂いたというのであれば、
「是非新居にお越しくださいね!」
「是非○○(子供の名前)に会いに来てね!」
「そのうち○○(子供の名前)と一緒に遊びに行くね」
といった相手との『前向きな今後の関係性』に対して触れたいですよね。
⑤内祝いメッセージに「お返し」という言葉は “絶対” に使わない
ついやってしまいがちな間違いとして「お返し」という文章を含めてしまう事。
☓ ダメな例:「出産祝いのお返しとなりますので、どうぞお受け取りくださいませ」
こういったメッセージは本来の内祝いの意味合いを知っているか否かに関わらず、多くの人にとって出産祝いを貰ったから「義務的に仕方なく返しているんだな」と受け取られる可能性があります。
なので、お返しという言葉は避けるべきです。
⑥お礼の品を贈った旨のメッセージは必要ない
フランクなメッセージカードにおいては特に「ささやかばかりのお礼の品を贈った」といった定型文は不要かと思います。
そんな堅苦しい内容を贈る相手には、お礼状で良いんじゃないかなと思います。
そもそも内祝いである旨というのは『のしと水引』で表されている訳であって、その点でも必要はないと考えています。
会社の上司などには書いてもよいですが、特に友達の場合には、堅苦しいこの文章はいらないと思います。
堅苦しくない出産内祝いのメッセージカードの文例集なら
コチラの記事で別途解説および文例集テンプレートをまとめてあるので、参考にしてみてください!
まとめ
以上、『出産と結婚内祝いのメッセージカード文章作成時に抑えたいポイント6つ!』という内容で書いてきました。
文中にも書きましたが、メッセージカードの場合にはかしこまらずに気軽に気持ちを伝えるのがおすすめです。
ではまた!!
■出産内祝いの『基礎知識』を知りたいなら次の記事も参考に!
→ 出産内祝いとは?お返し相場、いつまでに返すべき等を分かりやすく!
→ 【のし】お返しに名前とふりがなはなし?水引は蝶結び?等など
→ 今どき出産内祝いのお返しにお礼状は必要?上司等にはこの例文でOK!
■出産内祝いの『お返しギフト』に悩むなら次の記事も参考に!