今回は消費税に関する様々な疑問について、簡単にわかりやすく説明していきたいと思います。
早速ですがこの記事では『そもそも消費税とは?』から始まり、その仕組みや目的などを解説していきます。
子供にも分かりやすく簡単に、結論から述べるので多くの人の参考になりましたら幸いです!
目次
そもそも消費税とは何か? 仕組みを簡単に説明
国内で『何かを購入=消費』したら課される税金
日本国内において『物』を買った時だけでなく『サービス』などに対してお金を支払った時にも税金は課されます。
サービスとは例えば、
- 遊園地の入場券
- 音楽のライブチケット
- マッサージに行く
など実際に何か物品を受け取る事に限りません。
要は誰かにお金を支払った際に、税金も合わせて支払うというのが消費税の仕組みなんです。
消費税が導入された背景・理由って?
定年を迎えた高齢者からも広く税金を徴収するため
例えば所得税など、毎月の給料から様々な税金が引かれていると思いますが、定年を向かえ働いていない高齢者はそういった税金を納める必要がありません。
今後『高齢化社会』が年々進んで行く日本において、何もしなければ日本の財源は減る一方となってしまう訳ですが、そこで財源確保のために徴収する事になったのが消費税なんです。
消費税は物やサービスを購入した時に課されるものなので、高齢者も当然支払う必要が出てきます。
むしろお金の余裕がある高齢者からの方が税金を徴収出来ますよね。
消費税が導入された背景にはいくつか理由はあれど、高齢者も含めた国民一律に税金徴収を出来るという点が一番重要であると思います。
ただし低所得者と高所得者が一律で税金を課されるという点に対しては、賛否が分かれる所です。
消費税はどのような目的に使われるのか
年金・医療・介護・少子化対策などの『社会保障』
原則的にはこれらの『社会保障』に使われています。
消費税は現在8%ですが、これまで度々増税してきた中で今回10%となる理由は『社会保障の財源 = お金』が足りないからです。
財源がどのくらい足りていないのかといった点については、財務省の『消費税の使途に関する資料』という所に書かれていますので気になる方はチェックしてみてください。
免税店は、どうして消費税を支払わなくてもよいのか?
国内で消費されるものでは無いため
消費税ってあくまで日本国内で消費される(使われる)物に課される税金の事を言います。
海外の人が日本で買って、しかし日本で消費せずに、自分の国に戻る場合には消費税が課されないという事になります。
ただし、税金を免除するためにはいくつか条件があり、その一つとして、
『出国時に購入した賞品を見せなければならない』
という点があるので、例えば仮に海外在住の友達に頼んで買い物をしてもらい「お得に免税でゲット出来た!」なんて事は一切出来ない仕組みとなっています。
消費税増税10%はいつから?
2019年10月1日(火)から
間もなく現行の消費税8%から10%に変わります。
その日程は2019年10月1日ですが、今現在はこの日程で間違いなく、今後もこの日程が変わる事は無いと考えられます。
この点については、次の記事で詳しく解説しています。
消費税の英語表記
『consumption tax』
英語ではこのように表記されますが、
- consumption = 消費
- tax = 税
読んで字のごとく『消費税』になりますね。
まとめ
以上、『そもそも消費税とは何か?仕組みや目的など子供にもわかりやすく解説!』という内容でお届けしてきました。
私もそうでしたが消費税って極当たり前すぎて、実際何かよく分からなかったという方も多かったのではないでしょうか?
今回の主な内容をまとめてみると、
- 消費税とは、日本国内での『何かを購入=消費』に対して課される税金の事
- 消費税が導入された理由は、高齢者からも広く税金を徴収するため
- 消費税は、年金・医療・介護・少子化対策などの『社会保障』に使われる
といった内容になります。
消費税が10%になる日も近いですが、増税分がちゃんと社会保障に充てられる事を期待したいですね。
ではまた!!
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