私は物事に対して敏感で繊細で、常に周りを気にしてしまいます。
例えば仕事中に職場で人と話していても、他の誰かが話し始めると、そっちが気になってしまう事もあります。
何故気になるかと言われると、HSPあるあるかもしれませんが・・・
- 「自分の事で何か言われてるんじゃないか?」
- 「自分に対して何か悪口を言われているのかも?」
- 「何か自分がダメな事をしたかも・・・」
などと思ってしまい、決してそうじゃないと分かっていても気になります。
この例にもあるように『常に周りを過剰に気にし、相手の気持ちを推し量ってしまう』ような性格なんです。
これは結構昔からもそうだったけど、社会人として中間管理職的な立場である今になって尚更高まっていると感じます。現状これが仕事辞めたい原因の一つにもなっているような気もします。
その点については以前記事でも書きましたが、何とかその性格を改善したいと思っています。

今回は『ブログを始めたことがキッカケ』で他サイトを参考に見ていた時にたまたま発見した「繊細さん」の本を読み、ブログを通じてアウトプットし整理する事で、その性格ひいては生き辛さの改善に繋がればと思っています。
書評ブログではないので、この本次第の良し悪しをレビューすることはしません。
『自分のためになった点』や『同じような悩みを抱えている方』にとっての参考にもなれば幸いです。
・人生が生き辛いと感じている
・人生がつまらない、楽しくないと感じている
・人生に疲れたと感じている
・周りの細かい点に気づきすぎて逆に辛い
・他人の言動や視線が気になる
・誰かへ相談するのが苦手または出来ない
・異常なまでに気を張ってしまう
・人といると疲れてしまう
・他人のストレスが、自分のストレスとなる
目次
HSPとは? 「繊細さん」の本の概要
ザックリ言うと『HSP – Highly Sensitive Person』という物事に非常に敏感な方へ向けた本です。
HSPとは、その英語の意味が示す通り「外部からの刺激を過度に敏感に受け取ってしまう人たち」の事を指す。
・Highly – 非常に
・Sensitive – 敏感な
・Person – 人間
私はHSPという専門用語は始めて聞きましたが、著者いわく「とても敏感な人 = 繊細さん」という呼び方をしています。
この武田友紀先生という方自身もHSPであり、その経験を活かし『HSP専門のカウンセラー』として活躍されています。
著者自身も「繊細さん」であるため、実体験を基にした切り口から語られているのが印象的で、中でもこのようなメッセージが印象的でした。
もう我慢しなくても大丈夫。
繊細さんは、自分のままで生きる事でどんどん元気になっていくのです。
※「繊細さん」の本 より引用
人生の生き辛さを感じる「私 = 繊細さん」の性格とは
本書と照らしあわせながら、私の「繊細さん」な性格をまとめていきたいと思います。
人と一緒にいると気疲れしてしまう
周りの事に気を張りすぎる
本によると「繊細さん」には様々タイプがいると言います。色んな人がいるんだなぁと思った一方で、自分のタイプとしては、
「誰かと一緒にいると居心地が悪い、気疲れしてしまう」
これに当てはまると思います。
昔はそんな事ありませんでしたが、最近は仲の良い友人といても気を張りすぎていて、それが長時間続くと何だか疲れてしまいます。
特に複数の人がいると、
- 「この人は楽しんでないんじゃないか?」
- 「話に入っていなくて可哀想だから、何とかしてあげなくちゃ」
目の前の事よりもどうしても周りに目が向いてしまいます。
余計なお節介の場合が多いって事は分かってるんですけどね(笑)
そして元来内気な性格なので、特に目上の人がいる場所であると気づいていても中々行動に起こせず、気疲れやストレスが半端ないです。
相手に対して過剰に気を張りすぎている、決して言葉には出さないし行動でも起こす訳ではないから、そのようには中々思われません。
言ってしまえば「気を使っている」ではなく正確には「気を張っている」ような状態ですが、それでも気の疲れに繋がるのは間違いありません。
お酒飲んでいる時は全然楽しい気持ちでいられるが・・・
お酒が入っている時は、一時辛いという気持ちを忘れられます。
アル中かって話だけど(笑)
しかし、その飲み会が楽しければ楽しかったほど、はしゃげばはしゃいだほどに、その翌日に自己嫌悪が押し寄せてきます。
- 「何であんな事したんだろう」
- 「あの時のあの発言はあり得なかった・・・」
- 「自分の事ばかり話してしまった・・・」
など逆の立場になって考えれば大した事ではなくても、自己嫌悪に陥ります。
お酒って『不安』という副作用をもたらすと言われていますが、それが尚更そうさせているのかもしれません。
唯一妻といる時は大丈夫なんです
幸いな事に、唯一妻といる時だけはそういった気疲れなどをしすぎる事はありません。
全く気を使わない訳ではないし、一人になりたいと思う時もありますが、これは誰でも同じだと思います。
気づく事、誰かを助けようとする事
繊細さ故に、周りで何か問題があればすぐ気が付きます。しかも、相手がそれを問題だと認識するよりも前に気づく事も。
その状態で仮に「これを手伝って」と言われていないのに手伝ったならばどうなるか。
相手はもしかしたら、必ずしも助けを望んでいなかったかもしれませんし、そもそも問題だとも思っていない状態かもしれません。
手伝いをした事で結局自分の事が進まず、相手は早くやることを終えていたらストレスが溜まりイライラする事もありますが、相手からすると、
「勝手に手伝うと言ってきて、そのあと勝手にイライラして怒った」
こういった内容が書かれており、何だか納得させられました。
この話とは若干異なりますが、自分自身の話で言うと妻が忙しそうにせかせかと作業していると、手伝わなくちゃと思い手伝ったり気を揉んだりします。
でも意を決して「手伝わない!」と決めても、忙しそうにしているのに気づいてしまってはいるし、助けなくちゃと思いつつも自分の作業をする事で、結果申し訳無い気持ちになってしまいます。
でも、ある時それについて妻と話し合ったところ、
「忙しいっちゃ忙しいけど、やる事は早く終わらせたいだけだから気にしなくて大丈夫」
と言われてラクになり自分の事を集中してやるようになりました。
それでも、まだまだ申し訳なさはあるけどね(笑)
でも以前よりはマシになりました。
物事にセンシティブ
小さな頃から敏感でよく気づく子と言われていました。
相手の反応を常に伺い、決して貧しい家計ではありませんでしたが、小学生の頃に外食行っても「お金大丈夫?」などよく聞いていました。
現代のストレス社会と言われるこの日本において、20代や30代の社会人はもちろん、10代の若者や学生においても、常に「誰かの何か」を気にしている事で、心の底から楽しめる事が少なく「なんだかつまらない」や「なんだか楽しくない」と感じてしまうセンシティブな方は多いのではないでしょうか。
物事に集中出来ない事によるストレス
周りが気になるが故に、中々物事に集中できない分、集中しようとすればするほど周りの音や行動などが気になり「今話しかけないでー」と思ったりしてしまいます。
また、ようやく集中した時に話しかけられたりすると、ストレスを感じる時もあり、ちょっと嫌な顔してしまうような時もあるんだと思います。
そうなるとまた自己嫌悪に陥ってしまい、ますます周りの人の気持ちや態度を推し量って、落ち込んで、気疲れしてしまいます。
配慮が出来ない人に対してストレスを感じる
「繊細さん」は細かい事に気づく人が多い、つまりは配慮が出来る人が多いです。
でも、気づきがスゴイために周りの配慮が出来ない人に対して、その配慮出来ていないという事も気づいてしまい、
「なんであの人はやらないんだろう?」
と思ったりします。
また、私はこうしているのにと腹を立てたりイライラすることも多々有ります。
でもそれは繊細さんが「気づきすぎる」からであり、イライラする前にいったん立ち止まり「そもそも他の人は気づく事?」と考える必要があると本書では述べています。
そう思うだけで「確かに難しいな」と考える事が出来、イライラする事も無くなり、ストレスを感じる事も減りそうです。
こう思うと何だか相手と関わるのも気が楽になる気がします。
他の人にとっては何でもない刺激が繊細さんには辛い
相手は悪気なくやっている事でも、もし相手が普段と違った振る舞いをした際には、それに気づいてしまう事もあります。
繊細さんは人の表情や反応にも敏感なため、その感情をダイレクトに悪い方向に受け止めてしまいます。
悪い方向に受け止めてしまう事で「辛い」と感じてしまい、それが結果ストレスとなってしまうんです。
私自身も何かマイナスな事があれば、落ち込み、頭のなかで何度も反芻し、結果それでストレスとなって体の中に蓄積してしまう事が多々あります。
相手の気持ちはどこまで分かる?
わかるのは、怒っているな、イライラしているな、という相手の感情(機嫌)まで。
「相手がなぜ今、その感情になっているのか?」という「感情の理由を」正確に当てることはできません。
中略
人は自分に負い目があるとき、負い目に注目しがちです。
※「繊細さん」の本 P.113より引用
誰かが険しい顔をしていたり、声のトーンがいつもと違っていたりすると「もしかしたら自分が何かしたからかも?」って思うことが結構あります。
しかし、それは必ずしも正しくはないんですよね。特に自分に自信が無いと「私のせいかも」と感じてしまいます。
この点に関して、本書の中ではおすすめしている対処法としては
・『自分が相手を察して思った事が正しいかどうか相手に聞く』
↓ つまり
・『答え合わせをする』
という事で、それにより現実を知ることが出来ます、と。
イライラを無くす「非・繊細さん」と接する方法
繊細さんと非・繊細さんの感じ方はまるで違うので、繊細さんがどんなに「わかって」「察して」と言っても、非・繊細さんにはどうしても「わかる」「察する」ことができません。
※「繊細さん」の本 P.145より引用
「相手も自分と同じように感じているはず」と思って非・繊細さんに接すると、思わぬすれ違いが生じてしまいます。
繊細さんのように多くの事を深読みするような事はしないため「文字通り」の言葉のみで受け取る事も多いと言います。だから言われていない事は分からない。
だから相手が「決して理解しようとしていない訳ではない」という事を頭に入れるだけでイライラは少なくなります。
パートナーが「非・繊細さん」である事
- 私(夫) → 繊細さん
- 妻 → 非・繊細さん
私たち夫婦の場合は、このようになります。
本書ではパートナーとの関わり方も書いてあり、繊細さんはその繊細さから細かい独自の感覚を持っていますが、それを非・繊細さんに分かってもらうのは難しいと。
なので、分かってもらえない事を嘆いたり「この人とは合わない!」と思うのではなく、やってほしい事を伝える必要があります。
ちなみに、私はパートナーが繊細さんで合ってほしかったかと言われるとそうではありません。
同じ悩みで二人悩んでてもしょうがないし、私が不安症なのでその分パートナーにはどっしり構えてもらい、肝がすわってる人の方がよいです。
お互いの長所を活かし、短所を補っていければよいのではないかと。
もし今付き合っている彼氏・彼女がいて、
「この人とは感覚が違うから無理!」
「全然私の事を分かってくれない!」
と思い悩み嘆いたりするのではなく、このような点に目を向けて見てもよいのかもしれません。
仕事辞めたい原因にも繋がる「繊細さん」の特徴とは
振り回される事と自分を偽る事
様々なタイプがある中でも、繊細さんには共通点があると言います。
「気づいたことに半自動的に対応し、振り回されている」ということです。
中略
気づいたときにわずかでも踏みとどまって「私はどうしたいんだっけ?」と自分に問いかけ、対応するかどうか、また対応するならその方法を、自分で「選ぶ」ことが必要なのです。
※「繊細さん」の本 P.52より引用
この「気づいた事に振り回される」という事、スゴく分かります。
自分の家族や両親などには気を許しており、基本何でも言えるし反対意見も全然言えるけど、そういう人以外には相手が嫌がったり、傷つけたりなどを考えて、中々自分の本音を言えないことが多いです。
- この友達ならこう思うだろうな
- 会社の○○さんならこれを求めるだろうな
- このパターンだったらこうだったよな
こんな事を常に考えてしまいます。
相手の気持ちを推し量りすぎて、配慮しすぎて、気を使いすぎてしまいます。それ故に自分の意見をきっちり伝えられない事もしばしば。
そんな事を考えていると、自分の意思とは違う事を言ったり、その場しのぎの取り繕いで発言したりする事もあります。
前回言った事と今回違った事を言ってしまった時などは、つぐづく自分には「芯」が無いと落胆してしまい、相手に「この人、前と言ってた事が違う」と思われてるんだろうなと思うと増々落ち込みます。
さらに、周りを気にするが故に、
- 自分を偽り周りによく思われたい
- 逆にこう思われたくない
- こう思われたらどうしよう
などという観点で物事をやる事も多かったです。自分の本当の姿を伝えられないストレスもありました。
なのでやはり根本的に「自分はどうしたいんだっけ?」と自らに問いかける事が大切なんだと思います。
600名を超える繊細さんと出会い、つくづく思うことがあります。
それは「人は、自分のままで生きると元気だ」ということです。
※「繊細さん」の本 P.208より引用
Yesマンにならずに相手にこう思われるとか関係なく、自分は自分らしく、自分の意見を言えばいいんだと勇気をもらいました。
大人になって、社会に出てから日が経てば立つほどかけ離れていった素の自分をもっと出して、のびのびで生きていきたいと強く思いました。
自分の中の「本音」を大切にしたい
本書の中では自分の繊細な性格を否定するのではなく、活かす事が大切だと度々述べられています。
「こうしたい」という本音をキャッチし、自分の本音を大切にすることで、繊細さんのつらさはどんどんラクになり、見違えるように元気になっていきます。
※「繊細さん」の本 P.54より引用
自分が周りを気にするという性格・個性は多少改善出来ても、根本的には治す事は出来ないと思います。
その繊細な性格は否定する必要はないけれど、その代わりに週5日8時間のフルタイムの会社勤めで働き、常に誰かと同じ空間にいるというのは無理なんだなと感じています。
土日祝日休みのサラリーマンの多くが思い馳せた事はあるでしょうが、
・『月火』と『木金』の勤務
↓
・毎週水曜日休み = 週4日勤務
であったらよいなぁと最近特に思います。
そうする事で一旦気持ちをリフレッシュ・リセットする事が出来て、自分も周りとの関係も良好になると感じます
もしくは昨今働き方改革が叫ばれる中で、会社に貢献したいと思いつつも自分の性格を考えるとリモートワークや時短勤務で働く事で、心が擦り切れすぎる事なく仕事が出来ればよいなとも思います。
その分当然本業での収入は少なくなるため、ブログやアフィリエイトで稼ぐつもりで。
本当に自分が納得出来る事を
気持ちよく働いている繊細さんには、「共通点」があります。それは、自分が思う「いいこと」「いいもの」を仕事にしていることです。
中略
「自分が好きじゃないもの、納得行かない商品を売らないといけないのは苦しい」ということ。
※「繊細さん」の本 P.180より引用
自分自身「まぁいっか」と中々流せない性格です。だから、仕事をやっている上でも自分が納得出来ない事は極力したくありません。
しかし、会社勤めをしていると納得行かない事や「そうじゃないのに」と思うことがあっても、当然やらなくちゃいけないためやってはいますが、それがストレスになる事もあります。
繊細さんは、自分の本音を大切にすることでたくましくなっていくのです。
※「繊細さん」の本 P.222より引用
自分のこうしたいという本音を大切にしたい。
色んな意味で、やはり自分は会社勤め・サラリーマンは向いていないんだなと感じます。
人生の「つらい」や「つまらない」を変える方法
何か大変なことがあったら、「こんな自分はだめだ」と責めるのではなく、「つらいなぁ。よくがんばってきたな」と自分を慰め、いたわる。
自分の中に、自分の居場所をつくること。自分の味方でいること。
それが、人とあたたかく関わるために一番必要なことなのです。
※「繊細さん」の本 P.155より引用
この言葉、とても心に響きました。
繊細で敏感でマイナス思考な自分の事を、一番分かってあげられるのは自分ですよね。
そんな一番の味方である『自分』が自分の事を否定し、拒絶ばかりするのは良くないなと。
結局よく言われるように「自分が幸せじゃないのに相手を幸せにする事なんて出来ない」というような事と一緒なんだと痛感しました。
自分で自分の事をちゃんと褒めてあげる事でツラさも緩和され、「人生がつまらない」というマイナス感情も和らぐのではないかと思います。
「繊細さん = HSP」は決して悪い事ではない
物事に対して非常に敏感なHSPの私たち。
周りの人よりも敏感で気づきが多い分、仕事に対する改善点を見つける事も出来て提案が多く出来ます。
また、エンドユーザーのお客様に対しての接客などでも非常に細やかな対応が出来るので、その点では評価される事も多くあります。
お客様からの問い合わせの際には『その方の発言一つひとつの意味合い』をしっかり捉えて、その方がどう感じていたり、何に悩んでいたりなど気付きやすいです。
その悩みにキチンと答えてあげる事で、顧客対応としてはレベルが非常に高くなると思います。
まとめ
以上、『「人生が生き辛い」と感じる私たち「HSP = 繊細さん」のための本を読んでみた』という内容で書いてきました。
冒頭でも述べたように本書は著者自身が「繊細さん」として、実体験を基に書かれています。
本書を読むことで、
- 「こんな人がいるんだ」
- 「自分だけじゃないんだ」
- 「気楽に構えていいんだ」
など、「人生が生き辛いと感じている方にとって心が軽くなると思います。
また、繊細である事の長所もたくさんあります。敏感な繊細さんだからこそ誰かのちょっとした変化にも気づいてあげられます。
今回ブログの中ではあまり触れませんでしたが、本の中では具体的な改善策も多く掲載されています。
「繊細さん」である立場である私自身も、この本を読み実際に日々気をつけ実践している事がいくつかあります。
- 『気疲れをしてしまう方』
- 『人生が生き辛いと感じる方』
- 『人生がつまらない・楽しくない』
- 『常に気を張ってしまっている方』
- 『細かい点に気付きすぎて辛い方』
どれかに当てはまる方には、是非読んでもらいたいなとオススメします!