出産祝いをいただくのは、もちろん嬉しいけど・・・
可愛い我が子にいただくお祝いである出産祝いを「貰って嬉しくない」なんていう事は決してありません。
しかし、慣れない子育ての中でお返しの相場や時期などのマナーをしっかり踏まえてお返しするのは非常に大変です。
しかもお祝いって産まれたばかりの頃にいただくものなので、そんな時に出産内祝いを考えるのはすごく悩むし、てんやわんやだと思います。
そもそもの話「出産内祝いとは?」という疑問をお持ちの方もいると思います。
そんな方に向けて、この記事では小難しい歴史や実際にはあまり使わない過度なマナーなどは置いといて私たち夫婦(30代子連れ)の実際の経験を基にして、
- 現実に即した内容で
- 実際に出産内祝いを贈った立場から
- 出産祝いを贈りお返しを貰った立場から
- 実際必要なマナーと
- どのように贈ればよいか
などを中心に解説したいと思います。
という事で今回は『出産内祝いとは?お返し相場、いつまでに返すべき等を分かりやすく!』というテーマで書いていきます。
目次
出産内祝いとは? 誰に贈る物?
結論:出産祝いを貰った人にのみ贈る物
元来「内」の言葉が示す通り、身内や親しい人と喜びを分かつ「お祝い」です。
しかし、現在では単純に『お祝いへのお返し』という意味に取って代わりつつあります。
「出産内祝いとは内々の祝いだから、お祝いの有無に関わらず内輪の人には上げる必要がある」
などと解説している記事もありますが、そんなのは今の時代では現実的じゃないと思います。
出産内祝いのお返しの相場、どのくらいでお返しすべき?
出産祝いに1万円前後貰った場合のお返し相場
結論:1/2~1/3返すのが基本!
一般的な目安でも言われている通り『贈られた金額の1/2-1/3が目安』です。
両親や親族、上司、会社の同僚、友人などお返しする相手によってこの目安を変える必要はありません。
そして、これはあくまでも目安であり厳密にする必要もありません。
実際に私たちがお返しをした際にも、やはり相場を目安に置き考えましたが『相手に喜んで貰えるか』を一番大切にしました。
そういう観点から、仮に一般的な相場を下回っても特に問題ないと考えました。
3万,5万,10万など高額お祝い金や高価な物のお返し相場
結論:1/3いかなくても良い!
高額をいただいた際に先ほど記載した『1/2や1/3』でお返ししてしまうと、例えばお祝い金10万いただいた場合には、3-5万円分の返礼品を贈る事になってしまいます。
それって現実的ではありませんよね?
お祝い金を上げた方の気持ちを考えても、
「そのために上げた訳じゃないのに申し訳ない・・・」
「子供が産まれてからは何かとお金が掛かるから、その足しにと思ったのに・・・」
なんて思われてしまうかもしれません。
なので、厳密な決まりは無いですがラッピングがきっちりしており、相手の好みにマッチしていれば、値段はそれほど重要ではありません。
逆にお手頃な物を貰った時のお返し
結論:半返し程度で!
具体的には言えませんが、比較的お値段が安めの物をいただいた時ってそれはそれで悩みます。特に遠方の人から貰った場合は、さらに悩んでしまいますよね。
相場通りに返したけど結局送料分で同額くらいになってしまった・・・なんてことはありがちです。
参考:実際に私たちが返した金額相場一例
『2000円相当の物には → 1000円の物をお返し』
『8000円相当の物には → 3300円の物をお返し』
『20000円のお祝い金には → 5000円の物をお返し』
『30000円のお祝い金には → 5500円の物をお返し』
ほんの一例ですが、やはり比較的高額の方へのお返しは返礼比率が少なめです。
お返し時期、いつまでに返すのが良い?
結論:出産祝いをいただいてから大体1ヶ月から2ヶ月以内
一般的には、生後1ヶ月頃から遅くとも2ヶ月以内にお返しするのが基本と言われています。
しかし、出産祝いが生後1ヶ月くらいまでに贈るとされてはいますが、全員がその通りに贈るとは限りません。
出産祝いを贈る人にも事情があるし、そもそも友達やお世話になった方などへの報告も出産後落ち着いてからという方もいるはず。
なので、生後いついつまでには返さなければいけないというのは現実的でありながら現実的ではありません。
そのため『生後1ヶ月から2ヶ月』ではなく『“出産祝いが贈られてから” 大体1ヶ月から2ヶ月以内』で大丈夫です!。
まとめ、必ずしもマナー通りでなくとも大丈夫!
以上、『出産内祝いとは?お返し相場、いつまでに返すべき等を分かりやすく!』という内容で書いてきました。
育児という忙しくて慣れない事をしている中で、出産内祝いの贈り物というさらに慣れない事をするというのは、色々と不安だし悩みます。
ただ、一般的なマナー通りになっていないからと怒ったり何か言ってくる人はまずいません。
特に出産のお祝いって、祝福の気持ちや子供の可愛さの方に目が向くので何か言ってくる事は無いです。仮にこういったお祝い事に関して、普段厳しい人でさえも多少許容はしてくれるはずです。
ではまた!!
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→ 今どき出産内祝いのお返しにお礼状は必要?上司等にはこの例文でOK!
→ 出産内祝いのメッセージカードは「必要か?なしか?」を30代子連れが解説!
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